Ver2.161の変更点

【Ver2.161の変更点】
2014/9/20-10/10　　Ver2.161
�@Userform15：本の検索：listbox表示rowsource文の修正
�A予約上限冊数の設定可能にした。　（table!i132）
�Bﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾓｰﾄﾞ追加：受付記録ｼｰﾄに会員NOと氏名を記録しない。（****）を
　代入する。[貸出、返却、予約貸出]　　（table!i134=有無)
�C検索と予約（UF15）：詳細情報の印刷（図書番号のﾊﾞｰｺｰﾄﾞ付き）追加。
�D会員カード（図書館カード）の有効期限が設定できるようにした。
　有効期限を採用しない場合は、その値を空白にします。
　会員一覧シートで3列追加となった。
初期値は5年。　[table!i136]
　同時に、保守管理で、有効期限切れリスト出力を追加。
�E図書管理表と会員一覧の各シートで、データベース範囲とフィルター出力先範囲の
　間隔を広げた。



【EXCEL図書管理　Ver2.161　追加機能の説明】

�@予約上限冊数の制限設定
　０（ゼロ設定）だと、上限設定は無しとして動作。
　table!i132セル値＝予約上限冊数値
　新規予約時に、制限がかかる。
�Aプライバシーモードの設定
　table!i134=有
　受付記録シートに、会員情報を***に置き換えて記録する。
�B図書の検索結果の印刷
　検索結果を図書番号のバーコード付きで印刷する。
�C会員ごとの有効期限設定を可とする
　table!i136がブランクかゼロだと、期限チェックを行わない。
　年単位で、年の値を入力する。
　貸出、予約、予約本の貸出時に、期限チェックを行う。
�D会員一覧シートの項目列を3列追加
�E貸出しフォーム上の図書検索時に、貸出不可設定漏れがあり、修正
�FMENUシートアクティブ時に、KAISHIと入力すると、「Bコードシート」を
　アクティブにするように定義しているが、kaishiと小文字入力だとエラーに
　なるのを修正
�G図書管理表と会員一覧の両シートで、フィルター出力部分を10列右方向に移動した。
　これで、各項目の追加する列が多少確保された。
　将来のレコード追加への対応。
�Hメッセージ表示に、vbinformationを使っていた部分を削除。
　vbinfomationのアイコンは使いたいが、音が鳴るのがわずらわしいので、
　削除した。


［詳細説明］
�@予約上限冊数の制限設定
　予約できる上限の冊数を設定できるようにしました。
　table!i132値で判定します。
　予約フォーム〜新規予約の際、予約者NOを入力したタイミングで、現在の予約数とtableシートに
　入力されている設定値を比較し、設定値を超える場合は、予約処理を中止します。
　併せて、この予約上限設定値を保守管理フォーム上で変更できるように変更。
　保守管理フォームでの動作：
　　showした時に、tableシートからセル値をtextboxに代入する処理＋textboxからtableシートへの
　代入処理を行う。
　　現状保守管理フォームは、textbox値が変更された時にtableシートへ値代入するのではなく、
　登録ボタンクリックで、すべてのtextbox値をtableシートの各セルに代入しているようにしている。
　なので、CPUやHDD回転速度が遅い場合、登録ボタンクリックして、少し待たされるように感じることが
　あると思われる。
　　定義する際は、一括してtableシートに代入する方が簡便なのでそうしているが、
　フォーム上の変化とその動きについて持つであろう期待感としては、textboxの値が変化したら、
　tableシートへの書き込みもできている、というものだろうから、改めて「登録」ボタンをクリック
　しなければならないのは、少し面倒さを感じさせる動作でしょう。
　　手番の数とか時間が余計にかかるという面倒さではなく、行う必要がないと思われることに
　対して、行わないといけないことからくる面倒さです。時間的に、たった1秒やそれ未満で、
　実際的に効率上の問題になるようなことでなくても、面倒さというものは発生するでしょう。
　そして、この面倒さがない操作性をもつものが、手になじみ、別途マニュアル・説明がなくても、
　使えるものになるのでしょう。
　はっきりと、ここが良いというは言えないレベルでの、使い心地のレベルでの機能の問題なのかと
　思いました。
　とすれば、いずれ保守管理フォームの表示・シートへの書き込みフローの見直しを図った方が
　好ましくなります。それはまた、いずれ。
　

�Aプライバシーモードの設定
　受付記録シート＝いわゆるログデータ＝に、会員情報を記録しないで、***で記録するモード。
　当然ながら、貸出中とか予約しているデータには、会員情報がないと動きませんから、
あくまで、受付記録シートについてのみです。
　貸出分析などは、受付記録シートデータを対象にしていますが、現在会員情報での集計は
していないので、影響はありません。
　ただ、スタンドアロン＝１台のみの非ネットワークでの運用では、運用で対処できる可能性大なので、
この機能が必要かどうかは不明。
　いわゆる身内であれば、貸出し記録が見られて困らないのであれば、不要な機能です。
小学校、中学校、とある企業などで、図書自体に政治的な・イデオロギーを帯びた図書など多様な
図書がないと想定される場所では、必要ないでしょう。
　逆に、クローズドな環境では、貸出し記録で指導・育成する材料を得ることが可能です。
プライバシーに関し問題化するのは、公のシステムやその運用にある場合だろう。
公度が高ければ高いほど、会員情報と貸出情報とを結びつけた情報の秘匿性を尊重するべきとなるだろう。
　性善説に基づいて、運用ができにくくなった際には、この機能は有用な機能になるでしょう。
　なお、この設定を変更しても、次回の貸出からであり、すでに記録されているデータについては、
従来通り、会員情報が記録されていますから、受付記録シートのデータは、ハンド修正して下さい。


�B図書の検索結果の印刷
　検索結果を図書番号のバーコード付きで印刷します。
　「検索と予約」のフォームで、図書の属性によって蔵書・図書の検索ができます。
受付カウンターに1台のみの運用である場合、あまり必要ではないでしょう。
　予約するときの記録として、印刷して配布するような使い方はできる可能性があります。
　例えば、予約受付の時に、「検索と予約」フォームで検索し、該当図書を表示した際に、
検索票を印刷・配布し、その後予約処理を行います。
　予約処理してから、印刷でないのが、少し気になるところではあります(^_^;)
　なので、1台運用では、会員が操作できないでしょうから、この会員＝ユーザーが自ら操作する
ことを前提としたこの印刷処理はないでしょうが、2台運用であれば、
例えば、会員に検索機能のみを使用可としたＰＣを用意した場合は、
さらに多少だが使い道があると思われます。
　ネットワーク接続・ブックの共有は、想定していませんが、多少データの差異があっても
実害はないという運用ができるのであれば、受付ＰＣと検索ＰＣの2台運営は可能なように思われます。
　常時新規図書の受け入れがあるわけでもないでしょうし、図書データは新規入庫するときまで、
変わらないと思われます。貸出・返却・予約状況は日々刻々と変わるでしょうけど、検索する
くらいであれば、検索元データがそれほど変わらないのなら、別ＰＣで検索だけ可能にすることが
できるのではと思います。
　１日１回のBOOKコピーをルール化すれば、これだけで、予約する場合の検索処理の手間を省く事が
できると思われます。





【Ver2.160】
　
　※　データ移行で、フィルター検索や計算が遅くならないこと。
　　　ここしばらくこの現象が出ていた。
  　　     ・セルの書式や関数式を再設定する「初期セル設定」のコードの見直し
　　　データ移行では、オープン時ポイント
　　　　　・オープンするブックでのオープン時のマクロの無効化
　　　　　・ログイン無効化
　�@本の検索/予約で、予約一覧見るで、連絡先を追加して出力するように変更

　�A未返却リストに、最終列の隣に、連絡先を追加貼り付け

　�B返却受付けﾌｫｰﾑで、貸出し延長ボタンを設置。期間は保守tableで設定。

　�C遅延記録を受付記録に書き込み、会員一覧（Ｉ列）に回数を加算するように変更。

　�D初期セル設定のコード修正

　�E「図書の新規登録」の重複チェック関数式の変更　H列10行目から下方に1000行、関数式を代入。
       ｖ2.06　　  =IF(OR(COUNTIF(図書管理表!$A$5:$A$65536,A10)>0,COUNTIF($A$10:$A$65535,A10)>1),"NG","OK")
　　　v2160　　 =IF(A10="","_",IF(OR(COUNTIF(図書管理表!$A$5:$A$65536,A10)>0,COUNTIF($A$10:$A$65535,A10)>1),"NG","OK"))

　�Fデータ移行ブック（xl_tosyo_data_ikou.xlsm）の調整での修正

　�G会員データフォームでのｶｰｿﾙ移動の調整

　�H保守フォーム：図書の登録でのｶｰｿﾙ移動の調整

　�I検索と予約ﾌｫｰﾑの検索開始のプロシージャで、
　　フィルターオプション実行の前後に、手動計算モード〜自動計算モードの変更を追加。

　�Iその他コードの微修正

　


【Ver2.151の変更点】

　�@不明な外部リンクの削除

　�A初期セル設定プロシージャーによる不要な再計算実行の改善
　　　値変更していないのに、再計算が実施され時間がかかる症状。
　　　初期セル設定で、新規の図書登録シートへの関数式代入をコメントアウトの応急処置。

　�B「Bコード印刷用」シートの改善。
　　　バーコードを連続して作成できるようになりました。（1列のみ）

　�C当ブックを2001年からの保存・更新したブック利用から、新規ブックにシート・module、Userformコピーし移行。

参考：　　　http://engi-seishi.la.coocan.jp/excel_sample.htm